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2006年7月 9日 (日)

D=15cmF8屈折

梅雨の時期は、「星より機材」な日々..。
沸々と湧き出る物欲も我慢の限界に達し、とうとう表題のアクロマート鏡筒を入手してしまいました。(呆)
↓【口径15cmアクロマート対物レンズ】(光軸調整ネジはありません)
C15cm_2491sv
↓【CELESTRONのロゴ】が入っていますが、聞けば中国シンタ社の製品だそうで..
C15cm_2481sv
米国望遠鏡メーカーの老舗セレストロン社がシンタ社に吸収されたのですね。
(米IBM社が中国RENOVOに身売りしたのと似ています)
↓【旧センサー赤道儀に搭載】
C15cm_2489sv
↑昨今の短小鏡筒流行りの中でF8も長い方ではありませんが、さすがに筒長1200mmは大きく感じます。
特に天頂付近を見る場合、地上高がないと覗きづらいため、旧センサー赤道儀に載せることにしました。
↓【一式全体像】天頂付近に向けると筒先が軒先につかえそうな高さになります。
C15cm_2485sv
(筒先が重いため前後バランスが悪くなっています。本当はもう少し筒を対物側へ上げたいのですが..)
↓【接眼部】
C15cm_2484sv
直角ミラープリズムは、2インチサイズです。31.7mm用アダプタ付。ほぼこの位置でピントが出ました。
奥の5cmファインダーの修正方式はなかなかグッドアイディアだと思います。
↓【鏡筒取付部】
C15cm_2482sv
↑センサー赤道儀のプレートに鏡筒バンドをボルトで取り付けました。
アリ溝アリ型式にした方が便利かも..しばらくこれで使ってみて再検討したいと思います。
↓【一眼デジ装着】してみました。
C15cm_2483sv
SCT5インチ用カメラアダプタを介して、ほぼこの位置でピントが合いました。
↓【試写】
Soko789c3e0708sv
約1.5km先の倉庫です。原画像をみると、やはりアクロマート特有の青ハロ・紫ハロを感じました。
眼視観察(=観望会専用に入手に踏み切った)では、気になるほどではありません。
写真にも意外といけそうな気もします。長焦点オートガイドで系外星雲をねらってみたくなりました。
続いて雲に邪魔されベールを被った月面を強引に撮影(ピントが合わせられないので倉庫撮影時のまま)
↓【月面-1】
Luna168c3e0708vsq
雲に像が拡散され、ピントが出なかったのでアンシャープマスク処理等を施しています。
↓【月面-2】
Luna203c3e0708vsq
いずれも、雲による減光がひどく、(ISO感度800、F8直焦点なのに)何と1秒露光しています。
↓【月面撮影風景】雲で月が殆ど見えない..
C15cm_2472sv


今月末のPTA親子活動「木星を見る会」で本格デビューの予定ですが..果たして..
C15_2498sv
C15389c2e0714sv


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