散居村

本県西部、とりわけ砺波地方の農村部では、1軒1軒の家が隣家と離れており、全国的にも珍しい「散居村」で知られます。
各家は、(敷地の周りに杉などを植えて)屋敷林（カイニョウと呼ばれる）があるのが普通です。
【１】市内農村部の夜景

周囲の田圃に水が張られる田植え時期は、この散居村がひときわ美しく感じる時期でもあります。
【２】西空の金星と．．

散居村が発達した理由として、火災発生時に隣家への類焼を防ぐためとか、屋敷林を伴った家を点在させることで領地(耕作地)を必要以上に広く見せない(感じさせない)ためとか、諸説あるようです。
【３】同２

ともあれ、砺波平野では自分の耕作地(田圃)の真ん中に家を建てたので散居村が発達しています。
2007年5月9日
ペンタックスK10D(ISO800,NR-on,JPG)
DA21mmF3.2→F4／バルブ露光20秒～1分