昨晩(4日晩)のHolmes彗星
4日夕方は、まだ晴れ間はあったものの、暗くなって空の様子を伺うと曇り空。
すっかり諦め、今宵は観察も休止と決めていたのですが、寝る頃になって外を見ると、その雲が殆ど無くなり星空が見えているではないか..
かのHolmes彗星も、まだしっかりと肉眼で見える。隣のδ星(3.01等)とほぼ同じか、幾分明るい。
「が~ん。これはしまった」と、急遽外に機材を出す。何とか望遠鏡を組み立て、カメラもセット完了。
さぁて、先ずはピントを合わすぞ..あちゃー!また雲が..orz
(準備している間に、また雲が空を覆っていた。気づかなかった。)
#こんなとき、観察小屋があれば楽なのに、準備も直ぐ終わるのに..
諦めきれず空を見渡すと、西の方に少し雲の切れ間がある。
→せっかく準備したのだから、しばらく待ち、再びペルセウス座付近が晴れたところで撮影開始。
★↓FS60C直焦点(D50/24時40分~、バルブ200秒露光)
彗星全体を包んでいる青白いイオンテールが、右上側(南西方向)にちょっぴり伸びているようだ。
★↓105EDHF直焦点(EOS20D/24時40分~44分/30秒露光×4枚加算平均)
★↓同画像を等倍トリミング
★↓同画像を24階調に階調を減らし、疑似コントア像としたもの
彗星内部は、3日晩とほぼよく似た像ですが、輪郭がぼやけ徐々に淡くなっている様子。
【共通データ】
2007年11月4日~5日24時40分~44分頃
2枚目のみ、ニコンD50(ISO800,NR-on,JPG)
タカハシFS60C+ボーグ0.85レデューサ(合成fl=約300mm)直焦点
3枚目以降は、EOS20D(ISO800,NR-on,JPG)
ペンタックス105EDHF(fl=700mm)直焦点
いずれもEM-200赤道儀ノータッチガイド/自宅前で撮影
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- 旧C11,SCT解体新書(洗浄編)(2019.02.04)
- 旧C11,SCT解体新書(番外編)(2019.02.04)
- 旧型C11,SCT解体新書(後編)(2019.02.04)
- 旧型C11,SCT解体新書(前編)(2019.02.04)
- 夏の銀河+ほか(2009.08.21)
コメント