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2007年11月22日 (木)

vaio分解

悪天候の日が多くなりました。ホームズ観察もおあづけ。
で、器財な話題です(+祖兄さんへの苦言も含む)
先日、カミさんが仕事専用に使っている梅夫(Win-XP)が故障した。
電源は入るが起動中にエラーが出て止まる。
運良く立ち上がっても、やがて途中でハングアップする。
HDD回転の異音がする..→HDD故障と判断。
保証書を見ると、2004年7月購入..ありゃー、3年保証が過ぎたところでないか。
有償でもいいんですが、修理に出すと(HDD故障だけに)データが失われるのが困る。
また、戻ってくるまでの時間も問題。
ということで、とりあえずデータ回収を試みることに。
まず、運良く立ち上がった際にUSB外付け別HDDにデータ転送を試みる。
→転送途中でハングして止まる(少しは拾えた)
そこで、故障梅夫から問題のHDDを取り出すことを決意したのだが..
【おことわり】
本記事によって発生しうる、いかなる責任も負いません。自己責任でおねがいします。
【分解手順】PCG-6C2N
●本体から外付け機器、電源コード、バッテリーを外す。
Vaioback4121x
●裏の止めネジ(→印表記)を外す。(増設メモリ用の中にも外すネジがある)
●キーボードを外す。
(ヒンジ側、ドライバーの先端部に爪が出ているので押しながら、手前に持ち上げる)
Vaio4116x
※フラットケーブルが繋がっているので勢いよく持ち上げないこと
●フラットケーブルをいったん外す→#HDD交換にこんなことまでさせるんかい..
V_keyback4119x
●キーボード下のカバーにある止めネジ4本(→印表記)を外す。
※これでトップカバーが外れますが、ケーブル類が数本カバーと繋がっているので注意のこと。
V_panel4118x
続編へ
V_keyhdd4115x
要はHDDを取り出せればよいので..分解はほどほどに
V_hdd4113x
Vaio4114x
さて、故障HDDからデータは何とか吸い上げ可能となった。新HDDと交換する見通しも立った。
しかし、この機種の場合、いわゆるリカバリーディスクというものが無いことに気づく。
(初めからHDDにインストールされている)
これでは、OSは自前で準備してもドライバー類が無いので困る。
メーカーサイトを覗いてみたが該当機種のドライバ類は分からなかった。
全て、メーカーに戻せと言うことなのか?
否、自社製品に自信をもっているということなのか?
#たった3年でお釈迦になるHDD(東芝のロゴ入り)なんぞ、落第と思うが..
ちなみに、(HDDは当たり外れがあるとは思うが)
我が家で一番長持ちしているのは10年前中古で導入した富士通FM-V BIBLOのHDD。
容量足りなくなってHDD交換しようと試みたが、モバイル機のためHDD取り外しができずデータ圧縮で対処してそのまま現在に至っている。
【祖兄さんへの苦言】
最近の傾向として、一般ユーザに心臓部をいじらせない仕様とするのは理解できないでもない。
クルマだってそうだ。ただ、修理に出している期間が空白になる。
しかも、HDD内のデータは保障されないとなると、HDDを自前か(修理者で)取り出したい。
【要望】
・とにかく、信頼できるHDDを出荷すること。
・万一のため、Webサイトにドライバ類を載せること。
・御社は商品全てを回収修理できるとお考えなのか?それは無理ということを認識して欲しい。
それにしても、保障期間過ぎた途端に故障するHDDを積むとは..さすがというか、何というか..
デザインや機能においてユーザーの心をくすぐる製品(カミさんはずっと梅夫ユーザ)と、一目置いてきた。
しかし、今回の件で認識が変わった。(品質低下は廉価版505シリーズだけ?と思っていたが..)

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