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2007年12月25日 (火)

サンタの贈り物?

表題は、クリスマスイブの日にやって来たので..
脚の短いEM-200赤道儀用です。
Orion_4302ux
英国オライオン製20cmF6ニュートン
Orion_4299sqsv
イギリスは、職人の国。(かつて国内最大だった岡山の188cm望遠鏡も英国グラッブパーソンズ社製)
Orion_4304ux
ニュートン式は筒横に接眼部があるため、赤道儀に載せると望遠鏡の向きによっては覗きづらくなる欠点がある。
そのため筒回転が必要となるが、このように接眼部を赤緯体側にすると、筒回転の必要は無くなる。

あいにくの曇り空であったが、とりあえず見てみたい(笑)
★満月の直焦点撮影
Moon_5162c12k1224sqx
F6(fl=1200mm)にパラコア(×1.15)装着なので、fl=1380mm相当。
デジ一眼(K10D)の写野いっぱいに満月が入る。雲間で条件は悪いが、ジェット気流の影響は弱いようだ。
同じ画像から、4分の1ずつトリミングしてみた。
【満月-1】
Moon_5162c12k1224squpxse
【満月-2】
Moon_5162c12k1224squpxne
【満月-3】
Moon_5162c12k1224squpxnw
【満月-4】
Moon_5162c12k1224sqxupsw
★火星付近
Mars_c7k1224bx
ステライメージで再現した↓同じ晩の火星付近
Mars_1224
(数字は等級を表す>8秒ほどの露光だが11等級近くまで写っているようだ)
カメラを外して手持ちのアイピース(接眼鏡)を装着し、先週最接近を終えたばかりの火星を観察した。
Hi-Or4mm(×300)はさすがに雲の影響を受けて駄目だった。この晩、Or-7mm(×171)が一番よく見えた。
ともあれ、ここ最近すっかり忘れていたニュートン反射の鋭像を思い出すことができた。

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