月の動き
★問題の答え=南
月が左から右へ、ほぼ水平に動いているから。
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あいにくの曇天で月(満月)がすっきりと見えなかった。しかも、ほぼ満月でクレーターの観察には適さない。
(→望遠鏡を使っての月の拡大撮影はあっさり諦める。)
近くに木星が見えることから、月は現在いて座に居るようだ。
そこで、思いついて「月の動き」の動画GIFを作成することにした。
【準備品】
・デジタル一眼レフカメラ
(マニュアル間欠露光※ができるカメラなら何でも良い)
★レンズは、広角~標準レンズでよい。やや望遠気味でもかまわない。
・コントローラ(間欠露光機能が必要)
・カメラ三脚
※間欠露光:いわゆるインターバル撮影のこと
【作成手順の概要】
1)カメラを三脚に取り付ける。
2)予め、月が写野を西へ横切っていくことを見越して、構図をきめる。
3)例えば3分毎に間欠露光を繰り返して撮影する。※
○タイマー機能付きリモートコントローラがあると大変便利
↑タイマー機能が無い場合は、腕時計(と、忍耐力)が必要。
※今回は、カメラの感度ISO800(K10D)とISO400(KissDX)に設定。
レンズはDA10-17mmFishEye→F4(K10D)とNikkor24mm→F4(KissDX)を使用。
4)保存形式は、JPG保存で構わない。ノイズリダクション機能もあまり気にしなくても良い。
5)パソコンの任意のフォルダへ撮影画像データを移す。
6)それぞれの撮影コマを任意の大きさにリサイズする。
自分は「縮小専用」というフリーウェアを使用した。
(多数枚のデジカメ画像を任意の大きさに能率良く縮小保存してくれる)
7)ホームページビルダーに付属している「Webアニメータ」プログラムを利用して動画GIF化する。
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【撮影データ】2008年7月16日21時12分~23時09分(約3時間)
K10D(ISO800JPG)/DA10-17mmF3.5FishEyeF3.5→F4
マニュアル10秒露光×58コマから合成した画像を0.5秒毎に各コマ連続表示します。
【問題その2】ちょっとむずかしい問題です。
画面の月の動きは、実際の動きのおよそ何倍速でしょうか?
【答え】=約360倍
0.5秒×58コマ=約30秒=0.5分で1巡する。つまり、3時間(180分)を0.5分に縮めたことになるから
180÷0.5=360という式が立てられる。
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