2008年8月
2008年8月31日 (日)
2008年8月29日 (金)
2008年8月23日 (土)
純正モーター復活
週末なのに相変わらずすっきりしない空。天候回復を待っていたら、下弦前の月が昇ってきた。
では、CS3画像処理修行を..>ちっとも思うようにならず、いささかめげ気味。
#拙ブログを見て下さる方々も飽きるだろう。
というわけで、今回は星より機材な話題。
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既にお気づきの方も多いと思うが、ここのところ望遠鏡を使った直焦点撮影が全く無い。
特に、NJP赤道儀+18cmF4ライトシュミット鏡や25cmF6.3SCTによる画像がなりを潜めて久しい。
これらの機材は、いちいち出すのが面倒(パーソナルドームを作るだけの甲斐性が無い..汗)ということもあるが、オートガイドが思うようにいかない、という問題を抱えているためだ。
そこで、実質休眠中のNJP赤道儀を何とかしたいと思うようになった。
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所有のNJP赤道儀は、SS2000PC仕様(S社扱い)である。
SS2000PCの便利なところは、天体の自動導入やオートガイドに対応していることである。
ところが、自動導入用に高速回転モーターを使うため、トルクが不足気味。
これを補うため、ギヤの咬み合わせを若干緩めにして、軽く軸が回るようにしてある。
そのため、ギヤのバックラッシュというか、微妙にガタが生じるのか?オートガイドが完全でなく困っていた。
オートガイドを考えると、元々の純正モータに戻せばトルクも高く、ギヤをしっかり咬みあわせることができる。
ということで、純正モータに戻した。
★赤経軸(RA)の追尾モータ
★赤緯軸(DEC)の追尾モータ
LX-200やSS2000PCのような高速自動導入でなくても、せめてナビゲータ機能があればよい。
ということで、NJP用エンコーダの中古をネットで手に入れた。
★赤経軸(RA)に取り付けたエンコーダ
★同、赤緯軸(DEC)に取り付けたエンコーダ
エンコーダを付けたことにより、手動による導入もできるようになった。
これで、高速自動導入に対抗できる。(速度が極端に遅いけれども、自動導入も一応可能)
2008年8月15日 (金)
昨夜のペルセ群
せっかくのお盆休みは天候不良に見舞われ、14日晩も曇雨天でペルセ群観察はあきらめるしかなかった。
が、日付が変わり15日早朝、外を見ると西空に晴れ間がある。
自宅での観察にしようかとも思ったが、とりあえず近くの観察ポイントへ移動。
西空は晴れているが、全天で見ると雲量は半分くらい。北方面の空が稲光で時々明るくなる。
とりあえず、K10D(DA10-17mm魚眼)を北東方向に向け、1分露光/15秒休止を繰り返す。
26:35(午前2時35分)露光開始・・・・(1分露光/15秒休止を繰り返す)・・・・27:08(午前3時8分)中止
★約30分余の間の星の動き(否、雲の動き)をご覧ください(笑)
(途中、↑流星と思われるコマが入っている↓が..#分かったかな??)
(↑2008年8月15日02時55分~56分頃に撮影↑バルブ1分露光)
流星?は画面左下の鋭く小さな軌跡<ペルセ群かどうかは不明(経路は合っているが、長さが不足?)
※約33分間(1980秒)を0.5秒×27コマ(約14秒)表示なので、1980÷14=約140倍速表示である。※
◆K10Dの自動撮影を開始後、TG-SD改を出し、雲に見え隠れする北極星で局軸合わせ。EOS2台を載せてペルセウス座方向のノータッチガイド撮影を平行して行う。
■しかし、雲が増え始め、西空には黒い雨雲が見え始める。
それでもしぶとく撮影を続けたが、27:30(午前3時30分)、雨雲の脅威から逃れられないと判断し、撤収作業。
撤収を終えてクルマに乗り込んだ途端にフロントガラスに雨粒が落ちてきた。(まさに危機一髪)
動画風>ペルセ群流星
今晩も天候はぐずつき気味。近隣各県の予報も宜しくない。
月もさらに明るくなり、ペルセ群観察は容易でなくなった。
で、お盆休みの遠征行は13日早朝(新潟県筒石漁港)で終わり。
現在、雨は上がっているが雲と月が邪魔していて外へ出る気がしない。
天候を愚痴っても仕方ないので、(北京オリンピックを観ながら)K10D(DA10-17mmFishEye)で撮った画像21枚から合成し、動画GIFを作成した。
★北天の銀河とその動き(ペルセウス座流星をいくつみつけられますか?)
中央はカシオペヤ座、画面中央左端に北極星
(画像をクリックすると、別窓に拡大版動画GIFを表示します)
#昨年に比べて、今年のペルセウス座流星群は(月明かりを考慮しても)低調だったように思う。
【データ】72分間(4320秒)を0.5秒×21コマ(約11秒)表示なので、4320÷11=約390倍速表示
2008年8月13日02時00分~03時12分(バルブ3分露光/15秒休止を21回繰り返す)
ペンタックスK10D(ISO800,RAW)/DA10-17mmFishEye(F3.5→F4)
三脚固定撮影@新潟県能生町筒石
2008年8月10日 (日)
真夏のオリオン
お盆休みの星見は満月と重なり、条件が良くない。
今週末を逃すとチャンスを逃す..(焦)
ところが、自宅周辺は連日猛暑のため夕方から雲が邪魔をする。
というわけで、夜遅くなってから晴れていそうな能登方面へ出陣。
場所は羽咋市芝垣町(朱鷺の台CC近く)上弦を過ぎた月はとっくに沈んでいた。
撮影中、ペルセ群の流星を4個確認(一つも写野に入らず orz)
ふと、気づくと東空にオリオンが上り始めていた。
i-Pod収録>INFINITY16welcomezMINMI10-FEET「真夏のオリオン」
★昇る「真夏のオリオン」XGA版表示
★画像をクリックすると別窓に拡大動画像を表示します★
★昇る「真夏のオリオン」縮小版
★34分(2040秒)を0.5秒間隔×14コマ(約7秒)で表示するので、2040÷7=約290倍速である。
#3時30分頃から天文薄明が始まり、最後の数コマは薄明に入ってしまった。
2008年8月10日03時27分~04時01分(34分間)
E-410(ISO800,NR-on,JPG)/Zuiko-D25mmF2.8→F3.2
マニュアル1分露光(ノイズリダクション1分)×14コマで作成
カメラ三脚固定@石川県羽咋市芝垣町
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