孤高の星
表題は、新田次郎さんの山岳小説「孤高の人」を参考にさせていただいた。
口下手で人付き合いも得意でない主人公(技術者)が、山をこよなく愛し単独登山行を貫く話である。
↓画像の輝星は、昨年暮れから夕方の空に一際明るく目立つ金星(宵の明星)である。
何故、金星が孤高の星?と思われるかも知れない。
(↓晴れていれば↓他にもたくさん星が見えるのだから)
[1月20日撮影]
【『孤高』とした理由】
↓月があろうと↓天候不順で雲が星を隠そうが、金星だけぽつんと光っているのが目につくことが多いから。
2009年2月2日19時20分頃(マニュアル30秒露光)
ペンタックス*istDS2(ISO400,JPG/NR-on)
同、DA21mmF3.2→F3.5
三脚固定@自宅前
★金星 by *istDS2/DA21mm
[2月10日撮影]
街中から見たオリオン座とおうし座
2009年2月10日18時30分~35分(マニュアル30秒露光)
ペンタックス*istDS2(ISO400,JPG,NR-on)/DA21mmF3.2→F4
カメラ三脚固定@市内二日町
★金星 by K10D(10mmで撮影)
(17mmで撮影)
2009年2月9日18時57分~58分(マニュアル30秒露光)
ペンタックスK10D(ISO800,RAW)/DA10-17mmFishEye
カメラ三脚固定@自宅
【余談】
昨年、新田次郎氏原作の『劔岳点の記』に基づく同題名の映画が県内劔岳を中心にロケ撮影された。
このほど完成試写会が県内で行われた。試写会には行けなかったが公開されたら是非見に行きたいものだ。
また、氏は気象台職員として活躍された。特に、富士山頂レーダー建設に功のあった人として知られる。
氏の作品には山を舞台にした小説が多い。
(山好きの人は氏の作品を少なくとも1冊や2冊読んでいるのではないだろうか?)
このほか、自分が読んだ中で記憶に残っている氏の小説↓
「強力伝」「聖職の碑」「チンネの裁き」「八甲田山死の彷徨」「縦走路」「銀嶺の人」「槍ヶ岳開山 」「富士山頂」「芙蓉の人」「武田信玄」
【参考リンク】
ウィキペディア「新田次郎」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%94%B0%E6%AC%A1%E9%83%8E)
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