満月夜と星
せっかくの週末なのに曇り空。しかも満月直前の月があるため、星空観察は諦めていた。
夜遅くなって窓越しに木星が見えた。雲が切れたようだ。慌てて外へ出た。
★東天
今回は、RAW画像をいきなりPhotoShopCS3で読み込んだ。プレビュー場面で初期(現像)処理のパラメータを変更する。相変わらず*istDS2のピクセルノイズが酷い..と思っていたら、ピクセルノイズがすっと画面から消えた。
どうやら、この段階でノイズ処理をしているようなのである。(知らなかった..恥)>でも、これは大変有り難い。
★星座線入り
残っている雲のためにはっきりしないが、東天にはペガサス座やアンドロメダ座が姿を見せているようだ。
★南東天
★星座線入り
満月直前というのに意外と空は明るくない。月の位置が南に低いためであろう。
★西天
画面右端(北東)低空に北斗七星がかろうじて見える。うしかい座(アークトゥルス)やかんむり座が西空に低く傾き、南西方向(画面左端)低く月が沈みかけている。
★星座線入り
星見は端から諦めていた今週末だが、何とか星を拝むことはできた。
#梅雨の時期に入り、次はいつになるやら。
2009年6月7日02時30分~03時頃(バルブ30秒~1分露光)
ペンタックス*istDS2(ISO800,RAW)/DA10-17mmFishEye/F3.5絞り開放
カメラ三脚固定@自宅前
検証>ピクセルノイズ除去(PhotoShop vs StellaImage)
PhotoshopCS3で*istDS2のRAW画像を最初に読み込む際にピクセルノイズを除去していることが分かった。
そこで、先日撮影した画像を元に、(CS3とステライメージV5を使って)もう一度検証してみた。
【1】*istDS2(ISO800,1分露光)のダーク画像(全体)
【2】*istDS2(ISO800,1分露光)のダーク画像(左下等倍トリミング)
【3】ステライメージV5で読込時にダーク処理した画像
【4】同、CS3で読込時にノイズ削除処理された画像
★いずれも、*istDS2(ISO800,RAW)/バルブ1分露光★
■結果・考察■
【1】、【2】の通り、*istDS2の常温、長秒露光時のノイズは半端じゃない酷さだ。
【3】は、ステライメージで画像を読み込む際にダーク画像(【1】)を差し引いて処理したもの
(見たとおり、ピクセルノイズが取り切れていないのが分かる)
【4】は、PhotoShopCS3でいきなりRAWデータを読み込んだもの
(読み込む際に、自動的にピクセルノイズ分を削除するらしく、痕跡が殆ど無い)
○長秒露光時に半端じゃないノイズを発生する*istDS2は、CS3の読込段階でピクセルノイズが殆ど消える。
少なくとも、*istDS2の場合は、PhotoShopCS3でいきなりRAWデータを読み込むのが良さそうだ。
ただし、熱ノイズは初期段階で差し引き処理されないようだ。
■要望■>新機K-7への要望です。
どうしてもノイズがペンタックス社内の基準を上回るから、強制NR-onなのだろうか?
ノイズが半端でない*istDS2でさえ、画像処理段階でノイズをほぼ消せるのだから、K-7もノイズを含んだままRAW保存可能にしても良いではないか?と思う。
つまり、
★長秒時強制NR-onは解除可能にし、代わりに★長秒時強制RAW保存としたらどうか。
★K-7専用の長秒時ノイズ除去処理を組み込んだSILKYPIX(for K-7)を同梱したら如何か?
もちろん、
※ノイズは極力無い方が望ましい(ノイズ分だけ受光素子データから引かれるから)※
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