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2009年7月 5日 (日)

オリンパスペン E-P1

4日午前、注文していた表記デジカメが届いた。
当初予定していたペンタックスの新デジ一眼K-7を一時諦めての導入だ。
Ep1_7714x
左上:同社最小・最軽量デジ一眼E-410/中央下:ペン E-P1/右上:パナソニックDMC LX3
【外観、質感】
幅はE-410とほぼ同じだが、シルバー塗装のためか意外と大きく感じる。
重さはE-410より少し軽い感じだが、片手での撮影だと重く感じる。
もちろん、コンデジLX3よりは明らかに大きく、重量がある。
かつての銀塩カメラを思い起こさせる金属ボディに懐かしさを感じる。
(個人的には観音製G10の質感の方が高いように思う)
【操作性】
・撮影モード選択ダイヤルが軍艦上部に飛び出ておらず、回しづらい。
 背面の左上で左右に回すようになっている。
 撮影モードが不意に変わらないように敢えてこうしてあるのだろう。
・背面右上にも左右に回すダイヤルがあり、手が触れた拍子に回転することがある。
 手が触れやすい=操作のしやすさに結びつくが、もう少し固めでも良いと思う。
・シャッター遅延機能を使えば、レリーズ無しで60秒までの長秒露光が可能。
 60秒以上のバルブ露光をするには、リモートケーブル必須。
 (E-410では使えたRM-1リモコンが使えないのは残念)
【長秒露光、高感度時ノイズリダクション】
天文屋だけでなく、夜間撮影や暗い被写体もカバーしなければ、コンデジに負けると思う。
(現在K-7を躊躇している主な理由が↑これ↑です)
予想通り、長秒露光時のNR(ノイズリダクション)のON-OFFは可能だった。
=強制NRではなかった。(嬉)
出たばかりで、PhotoShopやステライメージ、RAPでRAWデータを直接読み取れない。
そのため、画像処理段階でのNR処理ができない。バルブ露光用リモートケーブルも無い。
当面の長秒露光は、最大60秒まで、NR-on撮影しようと思う。
【試写】長秒露光
↓(ISO6400,RAW,NR-on,4秒)
Tazro6400d4sec0704_079bsx
同、中央部等倍トリミング
Up6400d4sec0704_079sqsv
↓(ISO3200,RAW,NR-on,6秒)
Tazro3200d6sec0704_085bsx
同、中央部等倍トリミング
Up3200d6sec0704_085sqsv
↓(ISO1600,RAW,NR-on,8秒)
Tazro1600d8sec0704_089bsx
同、中央部等倍トリミング
Up1600d8sec0704_089sqsv
見たとおりの印象では、ISO1600位まで感度を下げれば像の荒れもまぁまぁ収まる。
ただし、月明かりで空が明るく、ISO1600で8秒露光止まりである。ISO1600で1,2分位の露光をした場合のノイズの出方が気になる。
(ISO1600以上の高感度では、せいぜい数秒露光で止めて撮る、という考えのような気もする?)
自分としては、ISO800で数分のNR-off撮影をして、後でまとめてノイズ除去処理できればいいと考えているのだが..

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