2015年を振り返る<9月>
9月は稲刈り期と重なることや天候の影響で星見の機会が少し減った。
★9/9晩、白黒アンドロメダ星雲M31↓LX200-25SCTフォーク式赤道儀に代えて設置したNJP赤道儀による撮影↓
DeepSkyStacker(DSS)スタック処理によるカラーポジ画像が明らかに偏っているため、難儀し、とりあえず強制的に白黒画像とすることで色崩れを回避した。
【データ】2015年9月9日21時25分〜(30秒露光×36枚DSSスタック)/富士X-E1(ISO3200,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RF(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー改(ASI120MM,PHD2)@自宅星見台HANA↓追記へ↓
★9/11晩、白黒ポジ渦巻き星雲M33↓
【データ】2015年9月11日22時25分〜(30枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO2000,RAW→TIF)/GS200RC+0.75RF(fl=1200mm)直焦点/NJP赤道儀+6cm,420mmガイド鏡(ASI120MM,PHD2)@自宅星見台HANA
↓NJP赤道儀にはサードパーティ製のロスマンディ規格アリミゾを使っているが、ストッパーのノブ径が小さく締め付けトルクが不足して取り付けた望遠鏡が半分赤道儀から滑り落ちるということがあった。/そこで、ノブ部分にドリルで穴を空け小ネジを1本通すことで軽い力でもしっかり締め付けられるようにした。↓
★9/22早朝、ASI224MC試写>明けの明星↓
288×288ドット四方の画像を処理過程で×2とし、とりあえず最終的に500×500ドット画像にした。金星を惑星用カメラで動画撮影したのは今回初。大気による虹色滲みが発生しているようだがそのままになっている。
【データ】2015年9月22日5時22分〜/ASI224MC(AVI→TIF,JPG)/Mead178MC(fl=2670mm)直焦点/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
↓7吋マクカセ望遠鏡を載せたNJP赤道儀↓
★9/21未明、NJP+M-GEN試行>すばる↓この晩、初めてM-GENでNJP赤道儀(Pyxis仕様)をガイドした↓
残念ながら薄雲がかかっていた影響で、星が滲み大きく膨らんでしまった。当初、快曇状態のためほぼ諦めていたので、実際に撮影できただけでも吉としたい。
【データ】2015年9月21日0時56分〜(1分×40枚DSS)/富士X-T1(ISO3200,RAW→TIF)/PENTAX105EDHF+0.77RF(fl=540mm)直焦点/NJP赤道儀+M-GEN100ガイド@自宅星見台HANA↓野外用屈折鏡筒を載せたNJP赤道儀↓
NJP赤道儀はロスマンディ規格アリミゾにしているので、同規格のGM-8赤道儀に載せて主に野外で使っていた望遠鏡を自宅星見台でも利用できるようになった。
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