遊星画像試行錯誤その後>4/1深夜の木星(Derotatinn初挑戦)@自宅
惑星の拡大撮影は動画撮影で大量の画像を撮っておき、その中から良好なコマを選んで合成する方法が用いられる。1コマ1コマを自分の目で確認するのではなく、PC(自分の場合「AS!2」)が選んでくれる。そして選別された画像だけで一枚の画像にする。(自分の場合「Registax」で行っている)/だからなるべく数多くの画像を取得し良好な画像をたくさん用いることで驚く程先鋭詳細な画像を得ることができる。/だが、ここで問題が生じる。木星や土星は自転速度が速いため表面模様が刻一刻と変化する。この表面上の動きが解像度を悪くする(=単純に考えると東西方向に模様がぼやける)のを回避するのにDerotatin処理が用いられる。言い換えると、撮影に要した時間からその間の自転による惑星表面模様の移動を算出し、多数の画像を統合した一枚の惑星画像中央値に揃え修正するのが「Derotation」
【データ】4/1深夜の木星/2016年4月1日23時40分〜(1ショット3000コマ×3ショット=9000コマ中、約800コマ分をコンポジット)/ASI224MC(動画モード約70〜80fps)/Mead178MC+BORGバローレンズ(fl=6250mm)直焦点/高橋EM200赤道儀@自宅星見台HANA
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