電子観望試行5>球状星団M3その1

ただ、中小の星団や星雲に対しては、素子サイズ小さい遊星用CMOSカメラも有効と思った。逆に、明るく大きく広がった著名な星雲等には素子サイズの大きなカメラを利用すれば良い。
【データ】M3/2018年3月15日2時25分〜(30秒21枚)/ASI178MM(Gain12/25,Gamma5/10,TIF,自動Dark)/C9.25+0.75RC(fl=1763mm)/NJP赤道儀改SS1自動ガイド@自宅星見台HANA
※※(以下、星雲・星団とは少し外れたマニアックな話題?>読み飛ばしてください)※※
☆彡電子観望に向けて☆彡本日、発注していた部品が届き、早速、電子観望用機材一式を組み上げてみた。
↓左:制御用ゲームパッド(マウスやキーボードの代わりとして使う)↓中央:ラズベリーパイ&7吋LCD↓右:遊星用ASI178MMカメラ&旧琢磨135mm望遠↓

野外では、ノートPCやタブレット等によって天体観察の電脳化を図る例が多いと思う。手軽で省エネ、しかも端末機でありながらPC用アプリと同等の働きをさせられるからだと思う。タブレットPCよりも安価で手軽なのがラズベリーパイ(略してラズパイ)
「ラズベリーパイ」は1ボードマイコンの仲間で煙草箱2個分程の小さな筐体に収まっている。かつてWindowsXPが出始めた頃、古くなったWindowsマシンにTurbo_LINUXやRedHat_LINUXといった別OSをインストールして復活させた記憶がある人も居るだろう。OSのみならず、提供されるアプリケーションソフトがほぼ全部フリーであったのも有難かった。ワードやエクセルと同等の実用アプリやグラフィック関係ではGimpなどがあり、現行のラズパイでもこれらのフリーソフトが提供されている(詳しくは同名で検索してください)
↓「e-Scope」立ち上げ直後の画面↓(画面は縦表示)

↓e-Scopeを立ち上げたところ↓

※ラズパイ用電子部品多種多様につき、本記事の事例は他環境での動作を保証するものではありません。自己責任でお願いします。※
※「e-Scope」はHN「ほんまかさん」が電子観望用に開発されたツールです。詳しくは「SS-one」「デジタル星野写真撮影記」などで検索してみてください。※
↓その2へ続く↓
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