6/22未明M27亜鈴星雲
↑上2枚はBKP200(口径20cmニュートン反射)で撮影※上方向が北※、↓下は兄貴分のBKP300(口径30cmニュートン反射)で撮影※左方向が北※↓3年前の2015年8月、BKP300+富士X-T1で撮影したもの(再掲載)↓
総露光時間は、上2枚=90秒×14コマ=約21分間に対し、下は30秒×53枚=約27分間で大差なし。/見た通り、口径大きな下画像の方が集光力や解像度で有利と言えるが、実際に撮影時の望遠鏡の取り回しという面では小口径屈折鏡の方が圧倒的に有利。口径20cm反射は両者の中間?といったところで、集光力及び解像度では小口径屈折を上回るが取り回しは小口径屈折に叶わない。ただ、なるべく口径大きな望遠鏡を自宅から郊外へ手軽に持ち出したい、という目的には適した口径ではなかろうか。もちろん、口径25cmクラスを郊外へ持ち出す方もいらっしゃるが、僅か5cmの違いとは言え稼働率はぐんと下がる。
M27は地球から約1,235光年離れた惑星状星雲。その形が鉄亜鈴に似ていることから名付けられている。
【データ上2枚】M27亜鈴状星雲/2018年6月22日2時12分〜(90秒14枚)/EOSkissX7(ISO1600,RAW)/BKP200+コマコレ(fl=800mm)/ADVX赤道儀ステラショット制御&MGENガイド@自宅前
【データ下】M27/2015年8月6日23時21分〜(30秒露光×53枚DSSスタック)/富士X-T1(ISO3200,RAW)/BKP300,F5反射+パラコア(fl=1725mm)直焦点/EQ8赤道儀+6cmガイド鏡(QHY5LII,PHD2)@自宅星見台HANA




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