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2020年11月10日 (火)

11/10太陽Hα&可視光像

11/10午前の太陽可視光像と午後のHα像※11/9は3度の晴れ間あるも、いずれもタイミング合わず欠測※2781黒点(右下赤丸大)は若干衰え気味。前回10/8北半球に小黒点4個ほど見えていた2780黒点は消滅したのか見当たらないが活動域は残っていた(右上破線赤丸小)。また、南東縁に別の小黒点を伴う活動域(画面左下点線赤丸小)が現れたらしいが、午前に撮った可視光像は薄雲越しで画質にキレが無く不詳。午後遅く帰宅中に晴れ間から再度観察のチャンスあったが時間的に余裕無く可視光像は撮れず未確認。Hα像では多分この辺り?と思われる箇所は見つけられた。/周縁の紅炎は低調で小規模噴出に留まり、無理矢理挙げるとすれば北西方向、西(3時半)方向の噴出で、対して東側は目立たなかった。
↓Hα全体像(カラー1)↓15h26m

↓全体像(可視光)↓10h50m


↓Hα全体像(白黒)↓※10時41分※約5時間前

↓Hα全体像(白黒)↓※15時26分※約5時間後

↓同(カラー2)↓10h41m※約5時間前

↓同(疑似カラー)↓約5時間後15h26m

午前中と午後の画像を交互に並べてみた。紅炎や黒点群の位置に大きな違いはないが、微妙に形状は異なる。何も5時間ものブランクを開けなくても、解像度の高い望遠鏡で詳細に見れば刻々と変化しているはず。
南東側等倍(可視光)

↓南西側等倍(可視光)↓

南東側等倍(Hα白黒)

↓南西側等倍(Hα白黒)↓

↓Registax画面:北東側↓

↓同、南東側↓

↓同、北西側↓

↓同、南西側↓

【データA】11/10太陽Hα/2020年11月10日15時26分(1/40sec,80%)/LumixG7(ISO400,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/片持ちフォーク赤道儀@南砺市田屋
【データB】11/10太陽Hα※5時間前/11月10日10時41分(1/40sec,70%)/LumixG7(ISO400,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/片持ちフォーク赤道儀@小矢部市水牧
【データC】11/10可視光太陽/10時50分(1/250sec,55%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,20秒間)/対物D5フィルター付TS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/片持ちフォーク赤道儀@小矢部市水牧
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<龍吉>!(^^)!2781午前の観察は薄雲越しになり不鮮明で、帰宅途中に晴れ間があったので寄り道して撮り直した。(^_-)-☆
<はな>=^_^=午後は高度低くなっていたが、コントラストは良好だった。薄雲の影響を感じたニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U午後、時間の余裕が無く可視光像を撮らなかったのが悔やまれるワン▽・。・▽


☆彡お知らせ☆彡太陽Hα(+ときどき可視光)像専用ページを特設しました。観察した太陽Hα像を月毎に一覧できます。
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