正攻法?冥王星検出
【データ】2022年7月30日0時37分(30秒13枚)31日0時12分(45秒20枚)比較明/ASI533MCp(-5℃,Gain480,shutter90sec.FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀自動ガイド@自宅星見台HANA
アナログ時代は文字通り写真2枚を重ねたが、デジタル時代は2枚の画像データをPC画面上で簡単に比較明で重ね合わせることが出来る。或いは2枚の画像をピッタリ重ね、2枚交互にブリンク表示させると、移動している天体はチカチカ瞬いて見える。まさにデジタルならではの芸当と言える。前回のように精細写真星図と見比べるよりは移動天体が素人目にも判りやすい。
↓中央付近赤▼が冥王星(8/29UT撮影※)↓
↓同、無印画像(これでは何かと見比べないと分からない)↓
【データ】2022年7月30日0時37分(30秒13枚)/ASI533MCp(-5℃,Gain480,shutter90sec.FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀自動ガイド@自宅星見台HANA
※実は、前回投稿(7/31未明)画像の前の晩(7/30未明)にも冥王星付近を撮影していた。ただ、後半は雲に阻まれた=冥王星写らず?=駄目だろうと思い、処理を諦めていた。が、思い出して前半部分13枚をスタックしてみたところ、何とか冥王星が写っていることが判明した。そこで、両日の画像をステライメージ(SI9)で比較明合成で左右に少しズラして並べることで、移動天体=冥王星の検出があっさりできた。素人目にもこの方が判りやすい\(^_^)/
以下、8/30撮影した画像=精細写真星図と見比べて冥王星を検出(8/17掲載済み)
↓中央付近赤▲が冥王星※(写野全体像)↓
↑これでもぱっと見判別し難いので↑↓同、2048x2048正方トリミング↓
【データ】2022年7月31日0時12分(45秒20枚)/ASI533MCp(-10℃,Gain450,Shutter45sec.×20shots,FITS)/C11+0.63Reducer(fl=1764mm)/NJP赤道儀ステラショット自動ガイド@自宅星見台HANA
※かつて、太陽系の惑星を覚えるのに「水・金・地・火・木・土・天・海・冥」と唱えたが、16年前の2006年8月24日の国際天文連合(IAU)第26回総会決議において「惑星」が再定義され、それまで第9番めの惑星だった冥王星が「準惑星」に降格となり、惑星は海王星までの8個となった。詳しくは、ウィキペディア等に「準惑星」で検索かけてみて欲しい。
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<龍吉>!(^^)!16年前の8/24,国際天文連合(IAU)第26回総会決議で、それまで第9番目の惑星だった冥王星の準惑星降格が決まった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=この決定で惑星数が8個に減ることとなった。冥王星の大きさは地球の衛星(=月)よりも小さいらしいニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uイヌと言ってもも猫より小さいのからヒトより大きいのまで居る。大きさで決めるのはどうかな?って、話が違う?ワン▽・。・▽
(NSK)星空雑記簿交叉足跡はなの隠れ家はなとソラのWeb天文台
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