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2022年12月

2022年12月31日 (土)

大晦日今年最後の太陽Hα像

12/31大晦日14時の太陽Hα像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※僅かな晴れ間からの観察で可視光撮れずHα像で代用※/可視光黒点は3171,3172,3173,3176,3177,3178,3179,3180群で8群。ダークフィラメント影が彼方此方に点在しているが目立つものは無さそう。周縁の紅炎では北北東縁のものが大きく広がり存在感を感じた。また淡いながらも南南東縁にひょろりくねくねと高く伸びた噴出が目に止まった。 つい先日の藤井 旭様の訃報には大変驚かされました。この趣味に目覚めるきっかけとなった方のお一人でした。また、秋には能登の室石英明様、金沢の小池田忠蔵様が相次いでお亡くなりになり残念でなりません。心よりご冥福をお祈りいたします。 さて、2022年もあと僅かとなり除夜の鐘も終盤になりました。この1年、拙ブログを訪問いただき有難うございました。皆さま、どうぞ良い新年をお迎えください。 ↓全体像(カラー1)13h58m↓ ↓可視光全体像※Hα像で代用(白黒)13h358m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月30日 (金)

12/30太陽Hα&可視光像

12/30,10時半の太陽Hα&可視光像※12/29は悪天候で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※可視光黒点は3171,3173,3175,3176、3177,3178,3179群と東縁と西縁の無番号黒点2群で計9群。目立つ程では無いダークフィラメント影が彼方此方に点在。周縁の紅炎で比較的目につくのは北北東及び東、南側に噴いており、中でも北北東と東のものは大きく広がっていた。 ↓全体像(カラー1)10h31m↓ ↓可視光全体像(白黒)10h36m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月29日 (木)

2022年をふりかえる12月

2022年をふりかえる12月 ----------【12/22】大物流星キャッチ ---------- 監視カメラAtomCam2による流星キャッチ試行実験その3 12/20晩は珍しく星空が広がった。ということでAtomCam2をベランダ壁の「鉄砲狭間」へセット。放射冷却で冷え込む中、カメラは健気に星空監視を朝まで続けてくれた。時間にして約11時間余り。使用したUSB5Vバッテリー残量は60%表示=一晩なら余裕といったところか。↓日付が変わって未明の時間帯に「大物」が現れた↓ ↓同晩で1番?の流星2h13m↓ ↓同流星を捉えた動画↓(YouTube) ↓同晩で2番?の流星1h5m↓ ↓同流星を捉えた動画↓(YouTube)

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2022年をふりかえる11月

2022年をふりかえる11月↓ ----------【11/18夕】ISS木星直下を通過 ---------- 11/20は時折小雨ぱらつく曇天のため太陽観察不能>ということで18日夕方ISS国際宇宙ステーション通過記事です※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※
☆★11/19夕方、若田光一宇宙飛行士搭乗中のISS国際宇宙ステーションが南東天上昇中の木星のすぐ下を通過した。↓ISS Transit Finderを遣えば木星の前通過するポイントを探せたとは思うが、当初の天気予報があまりよろしくなかったので望遠鏡直翔による本格的迎撃?は端から諦め、広角レンズ(てか全周魚眼レンズ)での自宅上空通過全状況の撮影のみとした。↓ ↓通過全体像↓ ↑画面上が北方向、左が東方向↑※画面左下、ISS軌跡直上の輝星が木星 ※夕方のため、画面右側(西側)には夏の大三角形が残っているのが分かる。 ※ISSは南南西(画面下)から現れ、左へ山なりに通過し、山のピーク付近が木星の辺り。全周魚眼レンズで撮影したので、軌跡が山なりでは無く窪んだ破線となっている。軌跡が破線なのは約1秒のインターバルがあるため。 ↓この撮影に使用した3秒露光+1秒インターバル100コマの画像を毎秒4コマのタイムラプス風動画にしたもの↓(YouTube) そういえば、今年は望遠鏡直焦点による本格的迎撃に成功していない orz>若田飛行士が搭乗中に何としても成功させたいが、、。 【データ】2022年11月18日17時20分(3秒露光×100枚から比較明合成)/富士XE1(ISO400,3秒露光、RAW-TIF)/MEIKE6mmF2,FishEye絞りF5.6位置/固定撮影@自宅星見台HANA ----------【11/14】皆既月食&天王星食 ----------

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2022年12月28日 (水)

12/28太陽Hα&可視光像

12/28南中時の太陽Hα&可視光像※12/21,22,23,24,25,26,27は曇雨雪等悪天候で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※天候に恵まれず、またも1週間以上欠測してしまった。おそらく今年最後の観察になるだろう。/可視光黒点は3169,3171,3173,3175,3176群と東縁に現れた無番号黒点で計6群。3175と新黒点を除き、北半球中緯度帯をきれいに横1列に並んでいた。目立つダークフィラメント影は見当たらず彼方此方に点在。周縁の紅炎は比較的目立つのは北北東及び南西、南東側に噴いており、明るくないものの南南西方向に結構大きな噴出がうねっていた。 ↓全体像(カラー1)11h42m↓ ↓可視光全体像(白黒)11h44m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月27日 (火)

2022年をふりかえる10月

2022年をふりかえる10月↓ ----------【10/12】アポタイザー試写 ---------- 10/12は終日曇天で太陽観察不能 orz>ということで、先ごろポチしたバイナリー・ホログラム・アポタイザー(StarWorksさん扱:20cmF4用)が到着し、先日、月明かりの中を実写テスト強行した。結果、スパイダーによる光条がほぼ無くなり、これに気をよくして30cm,F5用を追注文した。 ↓実写テスト像1-1↓樅ノ木星雲付近(アポタイザー装着)↓ ↓実写テスト像1-2↓樅ノ木星雲付近(アポタイザー無し)↓ 【データ上】2022年10月9日1時52分〜(20秒24枚)/ASI533MCp(-20℃,Gain462,Shutter20sec.FTS)/BKP200改+コマコレ(fl=800mm)/EM200赤道儀改SS-oneガイド@自宅前 【データ下】2019年12月28日1時32分〜(60秒22枚)/EOSkissX7(IR改、ISO3200,RAW)/BKP200+コマコレ(fl=800mm)/EM200赤道儀改MGENガイド@自宅前 ↓実写テスト像2(アポタイザー装着)↓すばる中心部↓ ↓実写テスト像2(アポタイザー無し)↓すばる中心部↓ 【データ上】2022年10月9日0時3分〜(20秒23枚)/ASI533MCp(-20℃,Gain450,Shutter20sec.FTS)/BKP200,F4反射(fl=800mm)/EM200赤道儀SS-oneガイド@自宅星見台HANA 【データ下】2018年8月14日2時40分〜(60秒29枚)/EOSkissX7(IR改、ISO3200,RAW)/BKP200+コマコレ(fl=800mm)/EM200赤道儀改MGENガイド@自宅前 見た通り、アポタイザー装着によりスパイダー光条がほぼ消えていることが分かる。光条については、より星らしく見えるという意見もあろうが、近接した二重星の分離などにおいて、この光条が大いに影響すると考えられる。/十字の光条はなくなったが、明るい恒星の周囲に幾つも短いトゲが針山のようになっている。主鏡抑えの爪などの影響かな?と思うが、この程度なら良かろうと「止め爪隠し」は施してない。(-_-;) ------------------------------------------------------------- 【アポタイザーとは?】

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2022年をふりかえる9月

2022年をふりかえる9月↓ ----------【9/27】火星に砂嵐発生 ---------- 9/27は時折小雨が混じる曇天で日は差さなかった。残り3日で2勝すれば6割達成なのだが、、。>ということで、表題の件=火星表面の砂嵐について。一番酷い大砂嵐になると火星表面全体にわたって黄雲が覆い尽くすこともある。ネット情報によれば今月21日頃に始まったらしい。撮影の晩はそれから数日後の25日未明だが、既に画面右上(南東側)の多くが黄雲によってぼやけている。↓ ↓火星(2shot Derotation)↓ この画像の右上(南東側)のぼやけている辺りが砂嵐による黄雲??(といっても画全体がぼやけて見える状態ですが、、(-_-;) 中央左が子午線湾(アリンの爪)、この辺りも黄雲によって一時期明るくなった。 ↓Derotationに使用した画像2枚↓

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2022年12月26日 (月)

2022年をふりかえる8月

2022年を振り返る7,8月※7月は追記へどうぞ※ ----------【8/29】太陽Hα&可視光像 ---------- ↓全体像(カラー1)10h11m↓ ↓可視光全体像(白黒)10h6m↓ ↓全体像(白黒)↓ 【データ】2022年8月29日10時11分(30fps×18秒75%)/LumixG7(ISO800,Shutter1/40sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/PENTAX65赤道儀@南砺市小院瀬見 【データ】可視光像/同日10時6分(30fps×20秒75%)/ LumixG7(ISO200,Shutter1/400sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/対物D5付きTS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/他は上と同じ ----------【8/29,8/30】正攻法?冥王星検出 ----------

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2022年をふりかえる7月

2022年をふりかえる7月 ----------【7/2,7/3】今季初遊星---------- 7/2と7/3未明、今季初の遊星撮影。案の定、準備に手間取り、特に7/2未明は土星が西に傾き始めてからの撮影となった。翌3日よりも2日未明の方がシーイング良かったようで勿体ないことをした。
↓土星UT18h00m↓ ↓土星UT18h06m↓
↓木星UT18h54m↓ ↓木星UT18h54m↓
シーイング良好だったのに勿体ないことをした。Gamma値を50〜60程度に下げた方がコントラストがついて良いようだと後で気付いた。 以下、7月3日未明:拡大用バーローレンズをパワーメイト×2.5に下げた。

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2022年12月25日 (日)

2022年をふりかえる6月

2022年を振り返る6月 -----【6/18】電視観望@黒部 ----- 6/21午前中は多少日差しあったものの終始雲越しで影のコントラスト無く太陽観察は断念。>6/18晩、黒部市吉田科学館で行われた定例観察会から。前半は雲多く野外観察できなかったが、後半、雲が切れ出し望遠鏡を準備して来て良かった。>今回、初めて533MCpを電視観望用として使ってみた。 ↓りょうけん座の子持ち星雲M51↓ fl=500mm〜1000mm前後に533MCpを用いると名だたるメシエ天体が丁度程よい大きさになり重宝する。遊星用高感度CMOSカメラだともっと小さな、というかfl=300mmの小口径or望遠レンズ等で手軽に電視観望できそうだ。 【データ】2022年6月18日21時58分〜(20秒40枚)/ASI533MCp(-10℃,Gain480,Shutter20sec.FITS)/BKP200,F4反射+コマコレ(fl=800mm)/EQ6p赤道儀ステラショット制御放置追尾@黒部市吉田科学館 ↓こと座の環状星雲M571↓ ↓同、等倍像↓

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2022年12月14日 (水)

今宵ふたご座流星群

今日は朝から寒い日で白いものがチラついた。↓気象台は「初雪を観測」とのこと。 ということで、予報では今宵22時頃が出現ピークとされるふたご座流星群を見るのは絶望的となった。月明かりはあるものの下弦に近付く月であり、満月近かった昨年のことを思えば、それほど影響は無いと思う。昨年は月明かりがまともに邪魔した割にはそこそこの出現があった。三大流星群だけのことはある。以下、昨年のふたご群記事から↓ ----- 昨年同期、ふたご座流星群@黒部記事から ----- 12/14,ふたご座流星群ピークの晩。例年だと悪天候に阻まれなかなかチャンスが無いが、今年は運よく晴天となった。平日の晩ではあったが、黒部の観察会へ出かけた。以下は、同会場で天頂へ向けた全周魚眼レンズ付きカメラで露光を繰り返した中から同群流星を捉えていた画像(全8コマ16枚)↓※各画像をクリックすると別窓に拡大表示します※↓

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2022年12月13日 (火)

明日12/14はふたご座流星群

12/13午前〜昼過ぎまでは晴れ間もあったが、業務とタイミング合わず欠測>午後遅くなるにつれて雲行き怪しくなり今は氷雨=いよいよ冬将軍のお出ましかも?>ということで、同期の投稿記事から↓12/14は赤穂浪士討ち入りの日(忠臣蔵)だが、天空界ではふたご座流星群の日。ただ、今年の観察条件はさほど宜しくないらしい。月明かりというよりも、極大予想時間が日本では昼間にずれているらしい?から。 -----以下、13年前のふたご座流星群の投稿を再掲----- 流れない時間帯もあったが、流れる時は立て続けで、平均2,3分に1個は流れたように思う。比較的まじめに観察したのは(笑)、午前2時頃から4時半頃まで。約6,70個を目撃。北側は諦め、南側を眺めていたので実際は100個以上流れたと思う。そのうちで明るいのは、約2,30個。(さらに、記憶に残りそうな明るい流星は10個ほど) とりあえず、E-410+魚眼で撮れたものと、E-P1で撮れたものを掲載する。 ★by E-410+魚眼:流星は左側(=東空)でマイナス2等?痕あり。 ★同、星座線入り:しし座からおとめ座にかけて流れた。 ★by E-P1(M.Zuiko_D17mmF2.8):ペンで初の流星画像!

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2022年12月12日 (月)

12/12太陽Hα&可視光像

12/12,11時の太陽Hα&可視光像※12/11は曇雨天で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※可視光黒点は3153,3156,3157,3160,3162,3163,3164,3165,3166群と無番号新黒点1つで計10群に増えて賑やか。ダークフィラメントは、南北中緯度帯を中心に大小の影を確認。周縁の紅炎では、特別目立つ程ではないものの、どの方位にもそこそこの噴出があり目視でもあっさり確認できた。 ↓全体像(カラー1)10h56m↓ ↓可視光全体像(白黒)11h1m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月11日 (日)

4年前46P/Wirtanen彗星

12/11,朝から氷雨混じりの天候。12月も中旬になると冬の日本海側気候へ。orz>と、いうことで過去記事の再掲載↓m(_ _)m ----- 以下、4年前46P/Wirtanen彗星(再掲) ----- 12/10晩。晩御飯もそこそこに星見台へ。46P/Wirtanen彗星はくじら座頭部まで高度を上げ、この日はα星メンカル近く(南東側)に居た。 ↓46P/Wirtanen彗星↓(全体像:いずれも画面上が北方向) 18c46p1210c77ut1218avgfcbfsx posted by (C)龍吉 ↓同、彗星部分トリミング↓ 18c46p1210c77ut1218avgfcbfupsq posted by (C)龍吉 ※はっきりしないが彗星本体から10時半方向に短い尾が伸びているようだ。 双眼鏡で目視観察すると同彗星の光芒が視野の中でかなり大きくボワーっと広がっていて驚いた。/これだけ大きく見えるのなら、と肉眼観察を試みると、(それほど裸眼視力良くないが)あっさり確認できた。既に肉眼彗星に達している。この後、日が経つにつれ月が次第に大きく明るくなってくるので条件は次第に低下するが、それでも双眼鏡を使えば楽勝で確認できると思う。彗星は、今はオリオンから西へ視線を伸ばした線と、おうし座すばるから南下する線が交差する辺りに居てさらに北上を続け、今週中にヒヤデス星団付近をパスし、16日はおうし座すばる(M45)へ接近し、23日はぎょしゃ座αカペラへ接近する。月明かりが邪魔になり出すが一晩中観察可能で、小さい双眼鏡で見つけることができると思う。 ↓同(JPG,1枚画像)↓

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2022年12月10日 (土)

12/10太陽Hα&可視光像

12/10,10時前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※冬の時期にしては珍しく5日連続しての観察。/可視光黒点は3153,3156,3157,3158,3160,3161,3162群と南東縁無番号新黒点2つで計9群。今朝、東南東付近の黒点群辺り?で小フレアあったらしい。ダークフィラメントは、彼方此方に影を確認できるが、北半球中緯度帯の大小の影が目についた。周縁の紅炎では、どの方位にもそこそこの噴出あり、特に(昨日も見えていた)北西側に噴き飛んだ痕跡の塊が密度高いようで明るく目立ち、目視でもあっさり見えていた。 ↓全体像(カラー1)9h55m↓ ↓可視光全体像(白黒)9h50m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月 9日 (金)

12/9太陽Hα&可視光像

12/9,9時半過ぎの太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※久しぶりの好天に恵まれ連続4日めの観察。/可視光黒点は3153,3155,3156,3157,3158,3159,3160,3161?群と無番号新黒点1つで計9群(3161群誤りならば8群)。ダークフィラメントは、本体彼方此方に大小の影を確認できた。周縁の紅炎では、目立つような大きさは無いものの、どちらかというと東側の紅炎が賑やかで、北西縁には噴き飛んだ跡なのか?小さな噴出物が雲のように浮かんでいるのを確認。 ↓全体像(カラー1)19h42m↓ ↓可視光全体像(白黒)9h47m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月 8日 (木)

12/8太陽Hα&可視光像

12/8,11時半前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※今日で3日連続だが、いずれも短い晴れ間からの観察。/可視光黒点は3153,3155,3156,3157,3158,3159,3160群と東南東縁に現れた無番号新黒点1つで計8群。中央子午線付近を西へ回り始めた3153群が目立ち、小フレア頻発してるらしい。ダークフィラメント影は、南西寄りに進んでいる影だけでなく、北側中緯度帯及び南東側にも影を確認した。周縁の紅炎では、昨日まで目立っていた南南西縁のものが噴き飛び、その成れの果てか?淡く微かながら、南西側に高く広く伸びているのを辛うじて確認。他には南東縁の横に広がる紅炎など東側の方が賑やか。 ↓全体像(カラー1)11h19m↓ ↓可視光全体像(白黒)11h25m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月 7日 (水)

12/7太陽Hα&可視光像

12/7,11時前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※この時期にしては珍しく昨日に続き今月3回目の太陽観察です。/可視光黒点は3153,3155,3156,3157,3158,3159,3160群で計7群だがいずれも比較的目につく群ばかり。中でも子午線中央付近の3153群が目立つ。ダークフィラメント影では、南中緯度帯西寄りに横方向へ伸びる影が今日も目立っていた。周縁の紅炎では、南南西縁の噴出が一番目についたが、南東縁の横に広がる台地状の紅炎も目立っていた。他には淡いながらも東縁、西縁にそれぞれ浮島のような噴出など。 ↓全体像(カラー1)10h43m↓ ↓可視光全体像(白黒)10h47m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月 6日 (火)

12/6太陽Hα&可視光像

12/6昼の太陽Hα&可視光像※12/4,12/5は天候不良等で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※天候に恵まれぬ冬到来=初雪明日かも?>で、ようやく今月3日ぶり2回目の観察/可視光黒点は3153,3155,3156,3157,3158群と北東縁の無番号新黒点1つで6群。数的には少ないもののどれも複数の黒点からなり賑やかに感じた。中でも3153群がひときわ目立っていた。ダークフィラメント影では、南中緯度帯やや西寄りに横方向へ伸びる長く太い影が目立っていた。周縁の紅炎では、南南西縁に幅広刷毛状の噴出が高く上がっているのが一番目についた。 ↓全体像(カラー1)12h56m↓ ↓可視光全体像(白黒)12h52m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月 5日 (月)

9年前同期のラブジョイ彗星

9年前同期。話題のアイソン彗星が近日点通過中に太陽の強烈な高熱で昇天してしまいとても残念だったが、その穴埋めをしてくれたのが、このラブジョイ彗星だった。 ----------↓以下、9年前同期の投稿記事の再掲↓---------- 12/8早朝のラブジョイ彗星(10cmF4屈折):薄明直前の32コマに数を減らしてDSSスタック処理したもの↓ ↓同、白黒反転画像↓ 一見、スーッと真っ直ぐ伸びているように見える尾が画面中央付近で微妙なくびれ?乱れ?があるように見える。また、高感度ノイズが取り切れていないのか、斜め方向(尾と同方向)に擦り傷状の縞が発生している。 【データ】2013年12月8日5時3分〜(30秒×32枚DSSスタック)/ボーグED10cmF4屈折(fl=400mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO3200,RAW)/ビクセンGPD(SynScan改造)赤道儀ノータッチ@茶臼山高原 ----------12/8早朝に135mmレンズで撮影したラブジョイ彗星---------- 再処理↓今回は枚数を16枚に増やした↓

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2022年12月 4日 (日)

昨年12/3レナード彗星、M3へ最接近

↓以下、昨年同期の記事の再掲です。↓m(_ _)m (2021年)12/3早朝、地球へ0.2天文単位まで接近し4等級になると予想されて話題のレナード彗星(C/2021 A1)がりょうけん座の球状星団M3へ最接近した。 ↓彗星&恒星基準で33枚から合成したもの(5時1分の位置で合成)↓ (画面左が球状星団M3)↓同、彗星基準で合成したもの↓ 普段なら彗星基準で合成するのだが、そうすると上画のように背景の星が運動方向に流れてしまう。球状星団の中で一番お気に入りのM3が長い光芒として扱われるのは忍びなく、今回は両者を点に固定するモードを利用した。 ↓同、60秒露光、1枚画像↓

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2022年12月 3日 (土)

12/3太陽Hα&可視光像

12/3,11時前の太陽Hα&可視光像※11/29,30,12/1.2は天候不良等で欠測※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※体調不良?もあり4日間ブランク空いてしまった。/可視光黒点は3153,3154,3155,3156群と無番号新黒点2つで計6群。殆どは東側に展開しており、3153群がひときわ目立っていた。ダークフィラメントは、南東及び北東中緯度帯付近などに点在。周縁の紅炎はやや低調な中、西南西縁の大きく広がった噴出が目についた。 ↓全体像(カラー1)10h54m↓ ↓可視光全体像(白黒)10h58m↓ ↓全体像(白黒)↓ ↓全体像(カラー2)↓

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2022年12月 2日 (金)

カノープス迎撃失敗

ブログ更新しにくい状況が続い(た?)ている。>ということで、1か月前のカノープス迎撃失敗の記事です↓たくさんのカノープスが無い画像が集まったので、比較明で星の軌跡を描いたもの↓ 無理矢理タイムラプス風に動画化したもの。毎秒4コマ再生

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