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2022年12月29日 (木)

2022年をふりかえる12月

2022年をふりかえる12月 ----------【12/22】大物流星キャッチ ---------- 監視カメラAtomCam2による流星キャッチ試行実験その3 12/20晩は珍しく星空が広がった。ということでAtomCam2をベランダ壁の「鉄砲狭間」へセット。放射冷却で冷え込む中、カメラは健気に星空監視を朝まで続けてくれた。時間にして約11時間余り。使用したUSB5Vバッテリー残量は60%表示=一晩なら余裕といったところか。↓日付が変わって未明の時間帯に「大物」が現れた↓ ↓同晩で1番?の流星2h13m↓ ↓同流星を捉えた動画↓(YouTube) ↓同晩で2番?の流星1h5m↓ ↓同流星を捉えた動画↓(YouTube)
結局この晩は合わせて30個以上の流星をカメラが捉えていた。上記2つの流星は散在流星っぽいが、120°超広角レンズとはいえ全天の3分の1も監視してないのに、いくら何でも少し出現数が多い。調べてみると、こじし座、かみのけ座、こぐま座流星群の出現期間であることが分かった。で、捉えた30数個の流星経路を見ると、「右上→左下」へ流れる≒こじし座群、「左上→右下」へ流れる≒かみのけ座群、「画面上→下」へ流れる≒こぐま座群、いずれにも当てはまらない(例えば画面中央下から両横方向へ飛ぶものなど)の4種類に大別できることが分かった。すべての流星に当てはまるとは言い難いが、3つの流星群の出現期間であったことが影響しているのは間違いないと思われた。 以下、約30個の流星を2〜3,4個ずつなるべく同じ時間帯同して比較明で重ねて1枚の静止画にしたものを載せる↓(各画像をクリックすると別窓に等倍表示します)
↓0h56m〜1h0m↓
↓2h28-33m↓
↓2h41-45m↓ ↓2h41-55m↓
↓3h6-13m↓ ↓4h51-52m↓
【データ】2022年12月21日0時56分〜4h52m(15fps×60秒)AtomCam2(ISO不詳,Shutter不詳.白黒モード1080HD(1K),15fps,MP4)/付属レンズ/ベランダ半固定設置@南砺市自宅 ------------------------------------------------------------- <龍吉>!(^^)!星が見えている時間帯が長く明け方まで続いたので流星を捉える機会が増えたと思う。(^_-)-☆ <はな>=^_^=月明かりが邪魔しなかったことも幸いだった。何よりも雲が邪魔する時間が少なかったことが勝因だニャー≡^・.・^≡ <ソラ>U.゚ω゚U明るい流星ならカラーでも捉えられそうだがノイズが気になる。コスパ最高のカメラだワン▽・。・▽ ----------【12/7】太陽Hα&可視光像 ---------- 12/7,11時前の太陽Hα&可視光像※各画像をクリックすると別窓に等倍像を表示します※この時期にしては珍しく昨日に続き今月3回目の太陽観察です。/可視光黒点は3153,3155,3156,3157,3158,3159,3160群で計7群だがいずれも比較的目につく群ばかり。中でも子午線中央付近の3153群が目立つ。ダークフィラメント影では、南中緯度帯西寄りに横方向へ伸びる影が今日も目立っていた。周縁の紅炎では、南南西縁の噴出が一番目についたが、南東縁の横に広がる台地状の紅炎も目立っていた。他には淡いながらも東縁、西縁にそれぞれ浮島のような噴出など。 ↓全体像(カラー1)10h43m↓ ↓可視光全体像(白黒)10h47m↓ ↓全体像(白黒)↓ 【データ】2022年12月7日10時43分(30fps×18秒35%)LumixG7(ISO800,Shutter1/40sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/PENTAX65赤道儀@南砺市立野原西 【データ】可視光像/同日10時47分(30fps×20秒78%)/LumixG7(ISO200,Shutter1/400sec.白黒ダイナミックモード4K,30fps,MP4→SER)/対物D5付きTS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/他は上と同じ ------------------------------------------------------------- <龍吉>!(^^)!肝心の三脚忘れもショックだったが、夜露の影響を受けたのも痛手だった。orz(^_-)-☆< <はな>=^_^=夜露対策をすっかり忘れていた。影響が出る前に使い捨てカイロを鏡筒に巻いておけば防げたニャー≡^・.・^≡ <ソラ>U.゚ω゚Uその使い捨てカイロも家に置いたままで完全にノーマークだったワン▽・。・▽
(NSK)星空雑記簿交叉足跡はなの隠れ家はなとソラのWeb天文台

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