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2022年12月26日 (月)

2022年をふりかえる7月

2022年をふりかえる7月 ----------【7/2,7/3】今季初遊星---------- 7/2と7/3未明、今季初の遊星撮影。案の定、準備に手間取り、特に7/2未明は土星が西に傾き始めてからの撮影となった。翌3日よりも2日未明の方がシーイング良かったようで勿体ないことをした。
↓土星UT18h00m↓ ↓土星UT18h06m↓
↓木星UT18h54m↓ ↓木星UT18h54m↓
シーイング良好だったのに勿体ないことをした。Gamma値を50〜60程度に下げた方がコントラストがついて良いようだと後で気付いた。 以下、7月3日未明:拡大用バーローレンズをパワーメイト×2.5に下げた。
7/3↓土星UT16h32m↓ ↓木星UT17h22m↓
↓木星UT17h23m↓ ↓木星UT17h25m↓
【データ土星】Scope=C11/Camera=ZWO ASI462MC/Filter=RGB Profile=Saturn/Diameter=18.12"/Magnitude=0.50 CMI=73.0° CMIII=318.3° (during mid of capture)/Resolution=0.06" Date=010722/Start(UT)=180502.615/Mid(UT)=180604.338/End(UT)=180706.061 Duration=123.446s/Frames captured=10000/Binning=1x1/Bit depth=12bit Debayer=yes/ROI=960x680/ROI(Offset)=544x72/FPS (avg.)=81 Shutter=12.33ms/Gain=400 (66%)/Brightness=1/Gamma=65 WBlue=99/WRed=38/Histogramm(min)=16/Histogramm(max)=3248 Histogramm=1273%/Noise(avg.deviation)=n/a/Sensor temperature=32.1°C ----------【7/3】未明C/2017K2 ---------- 7/3午前中は短い晴れ間あったが、別件とタイミング合わず太陽観察は11日間連続でStopした。例年は梅雨本番を迎えている時期なので驚異的と言えるのだが。と、いうことで、本日未明に撮影した↓C/2017K2PanSTARRS彗星↓ ↓全景↓(Averageスタック) ↓同、彗星付近↓
同彗星は地球の黄道面とほぼ同じレベルにあるとのこと。テイル(尾)がほぼ上(北)方向へ伸びているのが分かる。なお、尾はいったん下へ流れ、其処から反転して上(北)方向へ伸びているらしい。 どちらも原板は同じデータなので、ぱっと見の違いは無い。MediumKappaSigmaは背景の糠星の写りが少々悪い代わりにその分彗星部分は目につく??Averageスタックは背景星も平均化されるので、撮影時間に彗星が移動した分だけ背景星も均等に流れる。=MediumKaqppaSigmaは暗い糠星を目立たなくするので彗星自体は際立つ?? 【データ】2022年7月3日0時29分〜(50秒26枚コメットモード)/ASI533MCp(Gain480,Shutter50sec.FIT-TIF)/BORG100ED,F4(fl=400mm)/EM200ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA ------------------------------------------------------------- <龍吉>!(^^)!生(なま)の天体像でない、のが欠点だが、望遠鏡を初めて覗く人でも対象天体を確認納得できるのが長所。(^_-)-☆ <はな>=^_^=ライブビューだと星が大気の流れで瞬く様子がリアルに確認できるのが良い。オイラの目よりも優秀だニャー≡^・.・^≡ <ソラ>U.゚ω゚U正に、朝ドラ「カムカムエブリバディ」桃山剣之介の台詞『暗闇(電視観望)でしか見えぬものがある』だワン▽・。・▽
(NSK)星空雑記簿交叉足跡はなの隠れ家はなとソラのWeb天文台

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