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2025年3月

2025年3月30日 (日)

Seestar赤道儀モード1

SeestarS50は経緯台で手軽に設置、撮影開始、が「売り」で、従来の天体望遠鏡に比べて低価格ということもあって爆発的に普及してきた。ただ、経緯台追尾は視野回転を伴うため、目視観察ならさほど問題にならないが、天体撮影の場合、経緯台追尾だと両軸駆動で星空を追いかけるため、初期段階や撮影中にエラーで足止め食らうことがあり、実際の撮影に要する時間が倍以上になることも多かった。ということで、先のSeestarファームウェア更新で待望の赤道儀モード追加!と聞き、早速試してみた。試写像↓
☆彡「オリオン星雲」☆彡

赤道儀は天の北極(北極星)を中心にほとんど赤経軸(極軸)の回転だけで追尾するため、赤経軸(極軸)を正確に(24時間で1回転するように)回すだけで済むので視野回転もなく追尾を単純に済ませられる利点がある。↓赤道儀モードで撮影中のSeestar↓

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2025年3月29日 (土)

3/29,11時過ぎの太陽像

3/29の太陽像/黒点群は4043,4044,4055,4056,4057群と東縁の無番号新黒点1群の6群で4047群以外は東側に片寄っていた。一番目につく黒点は4046群で、日付替わった直後の本日0時過ぎ、同群でX1.1級フレア発生とのこと。半日近く経ってからの観察では4046群辺りが明るくなっているのが確認できた程度。周縁の紅炎で目につくような噴出は見当たらず。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月23日 (日)

3/23南中時の太陽像

3/23南中時の太陽像。好天が続き、3/21-22までの太陽観察できているが、別件等により処理&掲載に後れを生じている。可視光黒点数が10以上をキープしていて賑やかだが目につく黒点は約半分になる。周縁の紅炎では東縁8時半及び4時方向の噴出が明るく目についた。
☆彡Hα像(白黒)☆彡


☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月19日 (水)

子持ち星雲M51(NGC5194)

SeestarS50で撮ったシリーズその9=りょうけん座の子持ち星雲M51(NGC5194)↓
☆彡M51(一部トリミング=画面上がほぼ北方向)☆彡

☆彡同(元画像)☆彡

りょうけん座のM51は見た通り上(北)側にも星雲塊(NGC5195)があり、両者は腕がつながっている。その見た目から「子持ち星雲」と呼ばれる。実視等級8.36等、銀河系から3700慢光年の距離。

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2025年3月18日 (火)

3/18,10時過ぎの太陽像

3/18,10時過ぎの太陽像。3/14以来、晴天に恵まれず4日ぶりの晴天で午前中はほぼ快晴天。/黒点群は12+α?群で数だけは賑やかだったが、もうちょっと大きく派手な群あればいいかな?。周縁の紅炎では、4時半、2時半、10時方向などに噴出上がっており、4時半方向のものが一番明るく目についた。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月17日 (月)

系外星雲M106

SeestarS50で撮ったシリーズその8=りょうけん座の系外星M106↓
☆彡M106(一部トリミング=画面上がほぼ北方向)☆彡


☆彡同(元画像)☆彡


M106は渦巻き型系外星雲(銀河)で、正面から(=Face on)や真横から(=Edge on)でもなく(アンドロメダ星雲と同じように)斜め上から見ているので楕円状に見える。子持ち星雲として有名なM51と同じりょうけん座に位置している。美しい系外星雲で実視等級8.4等。存在だけなら条件良い所で暗さに馴らした眼(NakedEye)で低倍率小口径望遠鏡でも確認できるが、渦巻きの腕とかを確認するには口径20cm以上が必要とされる。←M31アンドロメダ星雲は肉眼でも確認できる明るさと大きさがあるので別格。M106は中心部はともかく周縁部分はかなり暗いので写真の方が見栄えがする。銀河系から2500万光年の距離。

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2025年3月16日 (日)

系外星NGC4565

SeestarS50で撮ったシリーズその7=かみのけ座の系外星NGC4565↓
渦巻き型系外星雲(銀河)はレンズ状の形態をしており、回転軸の真上or真下から見ると丸い円盤状に見える(=Face on)、真横から見ると細長い紡錘状に見える(=Edge on)↓
☆彡NGC4565(一部トリミング=画面上がほぼ北方向)☆彡

☆彡同(元画像)☆彡

NGC4565は見た通り、綺麗な横長形状のエッジオン銀河の代表格として知られる。真横に薄くなったレンズのコバに沿って暗黒帯の筋が見えている。

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2025年3月15日 (土)

しし座トリオ by Seestar

SeestarS50で撮ったシリーズその5=しし座の系外星NGC3628,M65,M66(しし座トリオ)↓
>画面上、横長のエッジオン銀河はNGC3628,画面下左がM66,下右がM65↓
☆彡しし座トリオ(モザイク撮影像→一部トリミング=画面上がほぼ北方向)☆彡

☆彡同(モザイク撮影中)☆彡

しし座の後ろ足付け根付近に系外星雲3つが(画像のように)ピラミッド状に集合していることから「しし座トリオ」の名で知られる。我が銀河系から約3000万光年の距離にある。

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2025年3月14日 (金)

3/14,10時過ぎの太陽像

3/14,10時過ぎの太陽像。朝から好天ながら春らしいちょっと霞んだ空。今月7回めの観察でちょうど5割となったが、月間で考えるとやっと2割超達成しただけ、今月後半の天候が気になる。/黒点群は昨日と変わらず全部で11群で、比較的目につくのは4018,4019,4020,4021,4025群など。周縁の紅炎では、昨日も目についた北東側のプロミネンスと、西縁の噴出も目に留まった。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月13日 (木)

3/13南中前の太陽像

3/13南中前の太陽像。朝は雲厚めで観察不能→昼近くなって透明度イマイチながらも改善し観察できた。/黒点群は小さいのやら無番号新黒点も含め11群に増え賑やかになっていた。ほぼ太陽面中央4018群の周囲が明るくなっており、南東縁4028群ではC級フレア頻発とのこと。周縁の紅炎では、北東側のプロミネンスが乱立しているのが印象的。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月12日 (水)

月齢9.4の月

3/10晩の月齢9.4の月↓by SeestarS50
☆彡月齢9.4の月(正方トリミング)☆彡

↓元画像↓

↓そのまま近くの木星へ↓

もっと早く薄暗くなる頃だったら金星(と水星)を狙えた筈だが、完全に出遅れており、既に金星は西に沈んでしまっていた。

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2025年3月11日 (火)

二重星団h-χその2

前回3/8記事で同じペルセウス座二重星団h-χ by CMOSカメラをUpしたが、今回は by Seestar版のh-χ二重星団↓
※☆彡二重星団(by SeestarS50)☆彡


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2025年3月10日 (月)

3/10,10時過ぎの太陽像

3/10,10時過ぎの太陽像。朝からスッキリ快晴の空の下、気持ちよく観察出来た。上旬10日間で観察できたのが5日間で何とか5割となったが、月間だと未だ2割に達していないので今後の天候次第かと。/黒点群は無番号新黒点3群を含めて7群でひと頃に比べると落ち着いた=減衰?した印象。南東縁のプロミネンスが昨日よりも若干大きく目立っている感じだった。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月 9日 (日)

3/9南中時の太陽像

3/9南中時の太陽像。別件絡みで昼近くの観察=雲あったものの青空範囲優勢で久しぶりに落ち着いて観られた。/黒点群は5群に減ったが4016群以外は(無番号黒点も含め)濃く目につく黒点だった。周縁のプロミネンスは南西縁に比較的大きく目につく噴出が広がっていた。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月 8日 (土)

ペルセウス座二重星団h-χ

3/8,朝は雲間から日が差し太陽観察可能だろうと期待させたが、結局、雲の切れ間が小さく安定せず失敗に終わった。→ということで、CMOSカメラで捉えたペルセウス座の二重星団h-χ↓
※☆彡二重星団(by ASI533MCp)☆彡

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2025年3月 7日 (金)

3/7,11時の太陽像

3/7,11時の太陽像。雲優勢下の晴れ間からの観察で、特に可視光は雲越し1ショットのみでピントもイマイチ、イマニ状態に終わった。/黒点群は7群で確認不詳の群が2群ある。周縁のプロミネンスは南西縁などに小さいのが確認できる程度に留まった。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月 6日 (木)

3/6昼過ぎの太陽像

3/6昼過ぎの太陽像。午前中晴れ間あるも別件と重なり見逃し、昼過ぎ隣市へ出かけて雲越し強行観察。3/1以来欠測続きでようやくにして今月2回めの太陽観察=精細さに欠け、撮れたという記録だけ?。/黒点群は8群でいずれも普通に確認できる筈なのに一部確認不詳の群がある。周縁のプロミネンスも同様で殆ど噴出写ってない状態だった。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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2025年3月 5日 (水)

系外星雲M100 by Seestar

天候パッとしない日が続く。→で、SeestarS50で撮ったシリーズその4=かみのけ座の系外星雲M100↓
【After】※☆彡画像レタッチ&方位修正(トリミング↓画面上が北方向、右が東方向↓)☆彡

【Before】※☆彡元画像(全景↓画面左が北方向、上が東方向↓)☆彡
※拡大せずモニターから離れて御覧願います。(-_-;)※
M100はおとめ座銀河団に属する系外星雲の一つ。前回のM101と同じコマの回転軸上から見たようなFace onタイプの渦巻き型星雲で実視等級は9.35等。我が銀河系から6000万光年の彼方にあるという。

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2025年3月 4日 (火)

M101回転花火by Seestar

弥生3月に入ったというのに、天候パッとせず orz→ということで、SeestarS50で撮ったシリーズその3=おおぐま座の系外星雲M101(回転花火)↓
【After】※
☆彡画像レタッチ&方位修正(トリミング↓画面上が北方向、右が東方向↓)☆彡

【Before】※
☆彡元画像(全景↓画面左が北方向、上が東方向↓)☆彡


※拡大せずモニターから離れて御覧願います。(-_-;)※
「回転花火」とは言いえて妙、と思う。系外星雲を回転軸上から見た正に「Face on」タイプ。アンドロメダ星雲や我が銀河系もその回転軸上から見れば、このような真ん丸渦巻き状になる筈。M101はおおぐま座北斗七星の柄の先端の星(アルカイド)と先端から2番めの星(ミザール)を底辺とする二等辺三角形の頂点にあたる位置(反り返った柄の北側)。存在or位置は小口径望遠鏡(口径5cm7倍程度の双眼鏡)による目視確認可能だが、回転花火形の渦巻き形状を実感するには暗い空とNaked Eye(最大限に開いた瞳径)、口径20cm級の望遠鏡が必要。

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2025年3月 3日 (月)

おおぐま座M81,M82

たまにはSeestarS50で撮った、、シリーズその2=おおぐま座の系外星雲M81,M82↓
↓画面上が北方向、下が南方向↓※
☆彡画像レタッチ&方位修正☆彡

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2025年3月 2日 (日)

ばら星雲(散開星団NGC2244)

ここ2,3年めっきりDSO(DeepSkyObject)画像が減っている。←体力的に徹夜が厳しくなってきたのがその理由かも?>ということで、たまにはSeestarS50で撮った画像を弄って(盛って)みた。今回載せるのはいっかくじゅう座にある薔薇星雲(散開星団NGC2244)↓
☆彡画像レタッチ?を方位修正?☆彡

☆彡?を画像レタッチ?☆彡

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2025年3月 1日 (土)

3/1,9時の太陽像

3/1,9時の太陽像。朝からほぼ快晴の好天で、午前中ゆっくり観察できた。昼過ぎ頃より次第に雲厚くなったが、雨や雪には至らなかった。/黒点群は4002,4004,4006,4007,4008,4009,4010群=計7群でいずれも4000番台。比較的目につくのは中央付近の4006,4007,4009群。周縁の紅炎は2時、8時方向に大きくは無いものの明るい噴出が上がっていた。
☆彡Hα像(白黒)☆彡

☆彡黒点番号入り☆彡

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