カイコ日記-2
6月10日(誕生後10日)
・誕生後10日の幼虫の様子です。
すでに後ろ足らしきものが見えています。
<質問1>
この後ろ足のようなもの(本当は足ではないらしい)は何本あるでしょう?
・実は、これくらいの大きさ(約1cm)に育つまでに気をつけることがあります。
<質問2>
それは、どんなことだと思いますか?
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<質問1の答え>
10本(胴体の部分に8本、最後部に2本)
<質問2の答え>
・とてもちいさい体なので、(ひからびて古くなった葉にくるまったりして)どこにいるのか分からなくなってしまうことです。
とくにクワの葉を交換するとき、うっかり古い葉といっしょにカイコの赤ちゃん幼虫を捨てないように、1枚1枚よく確かめましょう。
→上の画像をよく見ると、画面下の中ほどに他のカイコよりも明らかに小さい幼虫がいますね。
このように、どのカイコも成長が同じとはかぎらないので、小さいカイコを見落とさないように気をつけましょう。
カイコの幼虫は「脱皮(だっぴ)」をくり返しながら大きくなります。
小さい幼虫は、他のカイコよりも脱皮が少し遅れたのでしょう。
・ぬれたクワの葉っぱをそのままやると腹をこわして死んでしまうそうです。
布でふきとってから与えます。
・また、薬剤散布(やくざいさんぷ)で、クワの葉っぱの表面に薬剤が付いていることがあります。要注意!
→雨が降って薬剤を流してくれるまで、そのような葉っぱを与えてはいけません。
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新しい葉っぱをやってしばらくすると、カイコの幼虫が下の古い葉から出てきて、次々に新しい葉に乗り移ってきます。
ですから、葉っぱの交換は、新しい葉を先に古い葉の上へ与え、しばらくしてから下の古い葉を取り除くようにします。
それでも、古い葉に幼虫が残っていることがあるので、十分確かめてから古い葉を捨てます。
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